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運び屋

不穏なお話ではなくて。
映画のお話。

いよいよ今年の映画ラッシュが始まりましたね。
今月は忙しいぞ、っと。
なにもこんな同時期に一斉に公開しなくてもね…。


そんなこんなで今日も映画館へ。



「運び屋」観てきました。


御歳88歳、未だ映画人として走り続けるクリント・イーストウッド氏。
いつリタイアしてもおかしくないし、もはや働かなくても良いハズですが、
まだ精力的に作品を生み続けてるのは嬉しくもあり、
反面、もう、ゆっくりして…と懇願したくなる気持ちもあり…。

実際、今回の予告を観て、最初は痛々しいと感じてしまって…。
もう今回が最後の主演かも知れないっていう可能性も含めて、
絶対観に行かなきゃと思っておりました。


そして観に行って良かった。
なんて言うか、ひとことで言い表わせられないんだけど、
観ておいて良かった。

「こう老いたい」とかいうお話でもないし、「御涙頂戴ドラマ」でもないですし。
文化の違う国のお話というところもあるんですが、
それでもやっぱり観ておいて良かったと。
そういう言い方しか出来ぬ…。語彙力…。


今回こんなカンジなので、たいしたネタバレとかもないですが。
続く。


最近のイーストウッド作品は実話ベースが基本ですが、
今回の作品も例に漏れず。

実在した87歳の麻薬の運び屋をモデルにした映画。
つまり実年齢とほぼほぼイコール。
(実際、撮影開始時は、ぴったりイコールだったそうです)

そして近年のイーストウッドと言えば、
「家庭を顧みない頑固ジジィ」役ですが、今回もまさに、その系統。
もはやこういった役柄はお手の物と言うか、
他の追随を許さない、遥か天上のレベルですよね。


脇を固めるのが、
「アメリカン・スナイパー」で組んで意気投合した
「アライグマ・ロケットの中の人」ことブラッドリー・クーパー、
「ゴライアス」こと「ビル・フォスター」であり
「スーパーマンことクラーク・ケントの上司」ことローレンス・フィッシュバーン、
「アントマンの仲間ルイス」ことマイケル・ペーニャ、
と、もはや「マーベル連合軍」がDEAとして登場しますからな。

個人的にはこの3人が並ぶ画が嬉しかったりもしましたが。
まぁこんなヘンな楽しみ方してるヤツは少ないと思いますけども。

あと、実の娘さんが娘役です。
なんつーか、ココは凄く胸に響きますね。
12年半、クチもきいてもらえない、けど本当は父を愛してる、
そんな娘役をマジ娘が演じるんですよ。
なんか、こう、もう、ね。(語彙力)


とにもかくにも。
かつての「ダーティ・ハリー」ばりの迫力は鳴りを潜めたイーストウッドが
コワモテの麻薬組織相手に運び屋ですから、ハラハラが止まりませんでした。

前半はもうお気楽に鼻唄交じりにドライブ気分で「運ぶ」ので、
こっちとしては逆に恐くて仕方なかったです。
軽快な音楽を、そのままに受け取れないってば。


でも、コワモテの麻薬組織メンバーの一部の人間すらも
だんだんと打ち解けていくのは、主人公の人柄ゆえのようで。
頑固であっても、媚びたりせずに正直に他人と向き合うのは
ひとつの魅力ではありますね。

ただ、やっぱりウラの世界の人間ですから、
そんなんばっかりじゃないよね。
てところがまたハラハラ。

アクションやサスペンスとはまた違った、
終始油断出来ないハラハラで、少し疲れたってのはあります。


しかしながら、主人公や家族が殺されたりすることもなく、
それどころか主人公が家族と分かり合えるラストは感動モノです。
「心が動く」感覚がありましたね。

でもですよ。
麻薬組織の方は以後のお話がなかったので、そっちの方はどうなったの!?
てのが気になって仕方がない部分はありました。
その点がモヤモヤしちゃったのは否めない。
そこは気にしちゃイケナイところなんでしょなぁ。


ま、そんなカンジで。
イーストウッドの「今の魅力」が観れて、
そこは間違いない映画だと思いました。
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