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ヴェノム

昨日のお話になっちゃいますが。

今日が土曜だけど祝日ってこと忘れてまして、普通にお仕事してました。
ホントなら早退してリハビリ、のルートだったんですが。
そんなことも忘れるくらい、こっちでアタマがいっぱいですた。



というワケで、お仕事終わりに「ヴェノム」観て来ました。


ぶっちゃけた話、世界中で評価された最初のポスターの段階では期待してました。
「 最 悪 」てやつね。

ただその後、なんだかまた批評が軒並み高評価、
必要以上と思われるような一般の方たちに対するアピール、
そして公式ツイッタのなりきりの微妙さ加減で、
僕の中での期待値がみるみる下がっていきまして。

批評でも「素晴らしいダークヒーローの誕生!」とか。
ダークヒーロー…?
僕が思ってんのと、かなりめちゃめちゃだいぶ違うかも…。(この辺も後ほど)
と保険をかけ始めてました。

まぁ正直、ヴェノムじゃなきゃ直前で観るの止めるレベル。
イコライザーと同じくらいのテンソン。


感想としては、ギリネタバレ未満と思うところで言うと、
既にいろんなところで言われてる「ど根性ガエル」でした。
コレ、ホントにマジだった。

そーゆー面では、うん、確かに面白かったかな。
ただ、まぁ、最初の「最悪」は、なんだったのか、と。

そんなこんなで、ネタバレ込みで続きへー。


まず始めに思ったのが、なかなかお話が進まねぇな、てこと。
ヴェノムが出てくるまで長い長い。

まぁ最初の作品になるワケだし、いきなり出てきてドーン!
てパターンの方が少ないので、ある程度は致し方なしなんだけど、
コレも後で出てくる分とのバランスが…。


次に超個人的に、今回の敵となる、世界トップクラスの企業体
ライフ財団のトップであるドレイク。
リズ・アーメッドって役者さんですが、彼って
「ナイトクロウラー」でジェイク・ギレンホールの小間使いになって、
さんざ利用された挙句、殺されちゃった人ですよね?

「あぁ…立派になって…」という親目線と共に、
「既にシンビオートに憑かれて生き返ったんじゃ?」と思ってしまうので、
どうにも新しい役として観きれませんでした。

まぁコレは超個人的な難癖レベルですけどね。


それよりなにより、1番の「問題」は、
製作側が「ヴェノム」をどのように扱いたかったのか。

今作では「結果的に」ライオットから地球を護る立場になるヴェノムですが、
どうにも結構ノリノリなカンジがあるんです。

その理由が「エディが気に入った」「地球も気に入った」
ということが本人のクチから出るワケですが、
コレって、いいですかね、口調とキャラを変えると、こういうコトなんです。

「キミ(エディ)が好きだ」
「この星(地球)も気に入った」
「僕は今まで落ちこぼれだった」
「キミと僕(ヴェノム)は似た者同士なんだ」
「キミとなら、なんだって出来そうなんだ」
「ヤツ(ライオット)は強い。たぶん…勝てない」
「でもやらなくちゃいけないんだ」

さぁ、コレってどう思いますかね。
どう見ても「スーパーヒーロー」でしょ。
アンチヒーローじゃなきゃダークヒーローでもない、ましてやヴィランでも。


「ダークヒーロー」に関してにお話は後にして、
先に先述した「お話が進まない」のと絡むコトから。

ヴェノムが出てくるまでのお話に時間を割くのは良いんですが、
実際、ヴェノムがエディと地球のどこを気に入ったのか「それは察せ」状態。

いや、エディを気に入るのは分かる気がします。
共生して「中身」も見てるから、合うのが分かったのかも知れない。

だが地球。
なぜ地球を気に入ったのか。
地球の生命体に寄生しないと生きられないという環境で。
エディを通して見た地球なら、善も悪もあるのが分かるでしょうし。

その辺、特にヴェノムが地球を気に入る要因は、
もう少し見せても良かったんじゃないかと思うワケです。

強いて言うなら
「人間は美味いから他のシンビオートには譲らねぇ」
「全部オレ様のモンだ」
くらいの勢いでライオットに立ち向かうなら、まだ分かるかな。


んでもって「ヒーロー」に関するところ。
最初に出た日本版ポスターが絶賛されたのは、ビジュアルもモチロンなんだろけど、
「最悪」の2文字だけでヴェノムのキャラクタ性を表現した
てトコじゃなかったっけ?

つまり、ヴェノムにスーパーヒーロー的な立ち振る舞いを誰が望むのか、と。

そして「ダークヒーロー」という記述もどうなのか、と。

僕個人的なジャンル分けかも知れないですが、
「スーパー」「ダーク」「アンチ」の各ヒーロー定義がありまして。

「スーパーヒーロー」は言わずもがな、アベンジャーズみたいなヒーローですな。

「ダークヒーロー」てのは、1番分かりやすいのは、
「ダークナイト」三部作のバットマン。
つまり、一般の目からすると善人で裏の顔は悪人のヴィランを裁く、
「なんであんな良い人を!」みたいな批判をされる、
言うなれば「汚れ役を買って出るヒーロー」だと思うのです。

「アンチヒーロー」は、あくまで自分本位、
たまたま自分の邪魔になるヤツを倒したら、ソレがヴィランだった、的な。
分かりやすいのはデップーだよね。

さぁ、今回のヴェノムはどれだ。
そして、観る側が(少なくとも僕が)欲しかったヴェノムはどれだ。


批評では「ダークヒーロー」となってますが、
一般ファンには「アンチヒーロー」じゃないのか?

「オマエはニワカだから何も分かってない」と言われればそれまでですが。
スーパーヒーロー的なヴェノムは、あくまで「エージェント・ヴェノム」じゃないの?
まぁ「エージェント」かどうかなんて、一般の人は気にしないでしょうけども。

でもやっぱり、
ヴェノム「ライオットがなにをしようが、知ったことか」
エディ「オレも死ぬことになるぞ?」
ヴェノム「オマエはオレが死なせねぇ」
エディ「オレが独りになったら生きていけねーぞ?」
ヴェノム「ちっ、仕方ねぇなー」
くらいのノリじゃね?
「勝ち目のない戦い」に「勇気を振り絞って挑む」キャラなの?

ヒーローとひとくちに言っても、特にアメコミは色んなパターンがあるから、
その辺は気になってしょうがなかったですね。


そうは言いながらも。
決して面白くなかったワケじゃありません。
むしろ面白かった。
ただ「ヴェノム」としては…てトコですね。

シンビオートの質感や動きとか、
トムハのエディぶりとか、良いところも充分です。


あ、あと「いつもの」要素ですが。
まずは御大を今回も見れて良かった。
マジ孫感。

そしてポストクレジットシーンですけど、今回はモギリの時点で
「特典映像がふたつありますのでご注意くださいねー」と言われちゃたので
2回あるんだと軽いネタバレされちゃいましたけど。

ひとつは、ネットでも「スパイダーバース」の映像が流れるって言ってたから、
予告編の流れかと思ってたら無かったので、
「コレもう特典映像のひとつだな」て分かっちゃったし、
もうひとつは僕も望んでた「赤いヤツ」、
即ちカーネイジ(正確には宿主)が出てきた!ので良かった。

ただ、最後の最後で「スパイダーバース」の、
ちょっとおちゃらけたノリの映像で終わられると、
ヴェノムの余韻に浸りたい方としては正直微妙だった。
やっぱりコレは予告編の最後、本編直前に流すべきだったのでは。


あー、もうひとつ。
今回のヴェノムは、まだスパイディと接触してないので、
拳から糸出さないのは、ちょっと残念でした。


そんなカンジかな。
決して、キライではないよ!


------------------<11/08追記>------------------

一般ファンのネタバレ感想記事読んでたら、概ね同じカンジでしたね。
ただひとつ、思い出したと言うか、書ききれてなかったことを思い出しました。

「ダークヒーロー」の定義的なお話のとこなんですけど。
「汚れ役」の定義しかしてなかったんですが、もうひとつあった。
ソレはね、「悪のチカラを以って正義を行う」系のヒーローも「ダークヒーロー」だったよね、と。

たぶん、今回のヴェノムに対しては後者の「ダークヒーロー」を言ってるんだと思った。
けど、僕的にはソレも違うな・・・と。

後者の「ダークヒーロー」と言えば、例としては「スポーン」や「ゴーストライダー」なのですよ。
つまり本意気の「悪魔」と契約した系。

ヴェノム、特に今回のは「悪」ですかね、て話で。
侵略しに来たワケでもなし、人間だけを捕食するワケでもなし。
普通に人間がやってることを、更に上の立場からやってるだけのチカラじゃね?
「悪」じゃないと思うんですよ。
強いて言うなら、動物の「本能」的な。

んー、やっぱり、特に今回に限って言うなら「ダークヒーロー」違うと思う・・・。
モチロン超個人的にですけどね。

圧倒的に評判の悪かった、ライミ版3のヴェノムの方が「ダーク」感はあるよね・・・。

------------------<追記おわり>------------------
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