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30年後の同窓会

今日も映画。
今回は珍しく、久しぶりに劇場の予告で興味が湧いた作品です。
最近は年間スケジュールとかチェックして、
このパターンで観たくなるのも少ないんですけどね。



そんなこんなで「30年後の同窓会」です。

こういう、ガッツリ人間ドラマの作品も昔はほとんど観なかったんですが、
やっぱり歳をとると趣味も変わると言うか、拡がるもんで。

なんつーかね、あんまり人にはオススメしないけど、
僕は好きでしたね。
期待してたのとは少し系統は違ったかもだけど。


んでは、続きへー。


系統としては、淡々と時間が過ぎる系。
批評には「中だるみが凄い」との評価もあるくらいで。

たしかに山場的なものはないですし、
派手な画も凄いアクシデントもないですからね。
ニガテな人はニガテかと。

本来は僕もこの系統はニガテな方なんですけどね。
それでもこの作品は好きです。


観る前は号泣き系かと思ってたんですけどね。
必要以上にお涙頂戴しないところが逆に良かったです。

やっぱりオサーンになって来たからか、
少しお話の内容に感情移入出来るようになって来たのもあると思います。

まだ主人公の年齢ではないですが、
だからこそ分かる部分と想像の部分の按配が良かったのかも。


30年ぶりに会う友達。
さすがに会ってすぐ昔のように、てワケにはいかないカンジだったり、
昔のバカ話で大爆笑したり。

過去を無駄に後悔せず、未来に無謀な夢も持たない。
そのバランスは、ある程度の歳を重ねないと分かんないのかも。
そろそろそんな感覚が分かる歳になってきたのかな、と。

3人ともそれぞれ生きてきた道、背負ってるもの、元々の性質、
決して全部が相入れる間柄じゃないけど、バランスが取れてる。
これこそ「友達」なんだろな。


ほとんど泣くことなく、お話は進んでいきますが、
大詰めの、息子の葬式シーンで突然やってきました。

道中いがみ合いながら、それでも同じ旅をしてきた友人2人が
かつての軍礼服を着ての礼式。
主人公と、その息子に対する最大の礼儀を尽くす姿に号泣き。

コレって友達同士、本当に尊敬し合ってないと出来ないことだと思うし、
こういうリスペクトがあるからこその「友達」なんだよね。
僕にも、この時脳裏に浮かぶ顔面が2~3ありました。
あいつなら、こんな旅を一緒にしてくれるだろな、て。


そしてラスト、息子が入隊した時に記した遺書を開封すると…。
そこに書かれてた願いは「軍服で母の隣に埋葬して欲しい」と。

紆余曲折ありながら、主人公が取った行動が
奇しくもその願いをその通りに叶えるものだったことに涙腺崩壊。
親子も、やっぱり繋がってるんだろな、と。


なんというか、ホントに過不足ないカンジで、
リアルな時間や感情の流れの中、説教じみた教訓もなく、
ただただ「人は生きていく」ということを再認識する。
でもそれは無感情や無意味じゃなく、
人は人同士、親子や友人と共に補完し合って。
そんなことを教えてくれるような、「それで良い」と言ってもらったような、
ほっとする時間を貰えたような気がします。

「地に足をついた物語」でしたね。
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